間違ったとき

ゆっくり、丁寧に、どこをどう間違ったのか、なぜ間違ったのか原因分析をして下さい。

それをしないで、面倒だからからといって先へ進む人がいます。
「ゆっくり訂正してごらん」というと、不機嫌になったりします。

小学生の中にも、中学生の中にもいます。
大人の中にもいますが、ここでは大人の問題にはタッチしないことにします。
(最後にちょっとだけタッチします)

「これ、答え、間違ってるよ」というと、とたんにブスーとした表情になります。
おそらく「めんどくせーなぁ」という気持ちなのでしょう。
こうなったら、頭は働きません。

せっかく自分の考えの癖を修正する素材が見つかったのに、もったいない話です。

「あれ? どこを間違ったのかな。私はこの辺を間違う癖があるから、そこをチェックしてみようか」と考える人は、グングン成績を伸ばします。しかも楽しい雰囲気をまき散らしながら成績を伸ばします。

不機嫌な人は、できるだけ楽に切り抜けようとします

不機嫌になる人の多くが「どこを間違ったのか教えて」と言います。
どこを間違ったのかを探すときに頭を使う訓練になるのに・・・です。

そして、「それは自分で探してごらん」というと、ますます不機嫌になります。
完全にやる気なしです。

おそらく、今まで「とにかく答えをあわせろ。答えさえ合えばいいねん。結果や、結果!」と言われ続けたのでしょうね。
「この問題の、この部分の、この計算を間違えた」と教えてもらえば、後の計算は俺がしようというわけです。
そして計算して、「最後の答えは自分が出した。訂正した。俺がやった!」という気持ちになっています。

その子は、何も学習していません。また同じところで失敗します。

そんな時、どうすればいいの?

この感覚を治していくのは、莫大なエネルギーが必要です。

中学生でそういう状態なら、この先は、非常に厳しいです。

小学生なら、数ヵ月間、勉強の時にしつこく指導されたら、なんとかなります。

具体的指導を通して教えるしかありません。
抽象的に言葉て言っても受け付けません。
「面倒くさい」という心が根底にあると、どうしても「やりたくない」思ってしまいます。
そして、できるだけ指導に従わずに「楽なやり方のまま」でいたいと、体が反応してしまいます。

例えば、1つの方法ですが

勉強の時だけに限らず、日常生活の中でも、失敗すればキッチリ「やり直し」をさせるのがベストです。
「面倒でもやるべきことは、しっかり丁寧にやるんだ」と教え込むわけです。

小学生なら、まだ間に合います。

中学生なら、かなり厳しいですが、何とかなります。

高校生なら、自分が失敗して かなり痛い目に遭わないと気がつきません。
痛い目に遭っても気がつかないかも知れません。

小学生時代は、そういう意味で、非常に大切です。
テストの点数ばかり気にするような勉強をさせてはいけません。

小学生の時は、点数よりも
「もっと深い部分に焦点を当てて指導すること」が大切です。

そうすれば、小学校ぐらいの学習内容なら、当然のように点数をとってくるようになります。

大人についてはタッチしないと言ってたけれども、少しだけ書いてみます。
大人で、
仕事仲間にそういう人がいたら、私はその人とはグループを組みたくありません。
その人は必ずトラブルを起こします。
そしてその とばっちりを、こっちが受けます。
しかも同じ失敗を何回も・・・

そういう人が同じチームにいたら、早い段階で、迷惑防止の対策をとっておきます。

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