期末対策|しっかりしたブロックを作ろう

今日の期末対策では、皆さん、英語をやっていました。

学校のワーク、教科書トレーニングを解いていました。
やり方としては悪くはありません。

しかし、少し気になったことがあります。
たしかに、問題は解けるのです。間違ったら赤で訂正を入れていました。
そしてどんどん先に進んでいます。

それを見ていて、「本当にしっかり頭に入っているのかな?」と心配になりました。

「高速で何回も繰り返すやり方」もあることはあります。
でも、それをするのなら、丁寧に答えを書いているようではダメです。スピードが遅すぎます。
「ん~と・・・」なんて考えているようではダメなんです。
しかも30回くらいは繰り返さないといけません。
ウチの塾生にはあまりお薦めはできません。
このやり方、実は本当に凄い威力を持っています。使えるようになるには、若干訓練が必要です。

ブロック積み上げ方式・・・オススメ!

それよりも、一ページ問題を解いたら、その頁に出てきた重要単語、重要表現を、書きまくって覚え込む方が確実に成績アップになります。
そうやって各頁を1つのブロックみたいにして、着実に積み上げた方がいいようです。

 

「なんだか、危ないなぁ」という塾生を呼び出して、理解度、記憶度をチェックすると、試験の点にならない程度でした。その程度の知識ではダメです。

そこで、私が一対一で記憶させました。短い時間で記憶しました。

記憶事項はその頁の中の重要英文です。
私が日本語を言って、スラスラと英語に直す練習です。瞬間英作文です。

私が一緒に練習してやると、すぐ覚えます。
これを自宅でもできるようになると、一気に成績は上がります。
これが、今後の彼の課題です。

ブロック積み上げ方式は地味な学習方法ですが、確実に実力がつきます。
ただし、しっかりしたブロックを作って下さい。