英語 長文読解のテクニック

 

長文問題で、悩んで這いませんか?


長文読解問題で、いつも時間が足りません。

時間をかければ、何とか解けるんですが・・・。
何かうまい方法がありますか。

長文読解・・・「うわ! 残り5分。時間が足りない!」

宮本さん 「せんせー、長文読解、時間 たれへん。どなんしよ?」

塾長 「練習するしかないやん。解いて慣れるしかないやん。」

宮本さん 「やってるけど、スピード、あがれへん。 どなんしよ?」

塾長 「ウン、まぁ、君がやってるのは認める。でも、長文に取り組み始めたのは、最近やろ。
       そんなにすぐには、スピードはつけへんで。」

宮本さん 「でも、せんせー、間に合えへん。 なんとかなれへんの? どなんしよ?」

塾長 「あのね、君さぁ、長文をぜーんぶ日本語に直しながら読んでるんちゃうの?」

宮本さん 「うん。そうせな、わかれへんもん」
 
塾長 「そんなことしてたら、時間 なんぼあっても たれへんで。
       書かなくてもわかる短い文があるやろ。
             そんなんは、大体の意味がわかったら、それでいいねん。
      長い文は、大体重要なものが多いから、キチンと『因数分解』しとくんや。
             因数分解って、『カッコ付け』のことね」

宮本さん 「長いものは、訳も書いとくの?」

塾長 「その方が良い。あとで設問に答えるときに楽になる。
       とにかく、大体のことがわかればすむものと、正確に訳す必要があるものを 区別することや」

宮本さん 「でも、どれがそうなんか、わかれへんやん。」

塾長 「だから、練習の必要があるんや。練習してたら、だんだんわかってくるって。
      

一応の基準として


3行にわたるようなもの、
関係代名詞が入ってるもの、
1つの文に、不定詞と他に何かが一緒に入っているもの
などは、正確に分析して訳しておいた方が良い。

もう少しスピードアップしたかったら、

長い文の中のややこしいフレーズだけを訳しておくというのでもいい。」

宮本さん 「それだけで速くなる?」

塾長 「うん。それだけでも相当速くなる。
     さらに、もう少しテクニックを教えよう。

  本文を読む前に設問を読んでおく事。

そうすれば、何についての話か、おおよその見当がつく。

 その話の内容も「健全な中学生」が考えそうな内容だしね(笑)
 それに、設問を意識しながら読むので、無駄なところに時間をかけなくてすむ。」

宮本さん「なるほど。もうないの?」

塾長 「あるよ。わからない単語には本文の後ろに注意書きがあるよね。
これも本文を読む前に読んでおく事。
これらの単語で、話の内容がおおよそ見当がつく。
     
それから、設問の内容が書いてある場所を探す時には、
設問に使われている単語を目印にして探す
といいよ。

もうひとつ教えよう。

大体の問題は、設問は本文の流れに沿って作られてる。

例えば、1番の問題で、本文の最後を読ませるなんてのは、まぁ、ありません。

  最も、これはそういう傾向があるというだけで、絶対そうだとは思わないでね。

宮本さん「へぇ~。知らんかった。いっぺん自分で丁寧に取り組んでみよ!」

塾長 「ウン。それがいいね。練習しないとテクニックは身につかないからね。
    あと、熟語を覚えることが大事。
    熟語を知らなかったら、訳すとき迷ってしまう。この迷いが、時間を食うんだ。

まだまだテクニックはあるけど、とりあえずこの練習をしてごらん。

  できたら、次のテクニックを教えるから。」