今回は私が勧める数学の勉強法についてお話します。 勉強法は各個人において合う合わないがあると思います。 以下の中から必要なものを選んでやってみてください。
数学などの勉強法(計算)
まず、自分の間違いの癖を見抜こう。
計算問題は間違ったときの, 間違い方を把握氏よう。
マイナスかっこでミスるのか, の後ろの符号を変え忘れるのかなどが、それだ。
ミスの癖を把握し, ミスしないように意識する練習をする。
また, 「計算ミスはするもんだ」という前提で, 計算の過程を細かくチェックする事が大切。そのためにも計算過程を紙に起こして, 頭の中で計算するのはほどほどにしておきましょう。数学が苦手な人は、紙に書きませんねぇ。計算過程だけでなく、図形も描きません。頭の中でイメージできるほどなら、この記事を見る必要はありません。
数学などの勉強法(文章題・図形)
先ず、正解しなくてもいいので考えること。
そのとき, 自分の持っている能力をすべて出して考えること。
それでもダメな時, 解説に頼る。1日考えても答えが出なくたっていいです。
すぐに解答をみれば、どんどん進むでしょう。しかし解答パターンを表面的に覚える効果しかありません。
すぐ忘れてしまいます。結局、まず自分の頭で色々と工夫しながら考えるほうが、効率がいいですね。
まぁ、時間がないときは, 手早く回答を見てもいいです。しかし、そのときでも、なぜそうなるかを理解する努力をして下さい。
上記ができるようになると, いつの間にか力が付いています。地道にこれを繰り返すだけです。
ただし、そのとき, 頭に叩き込んでいくのを忘れずに。ただの作業になってしまわないようにね。これは超重要です。
数学などの勉強法(目標点数の決定)
テストで目標とする点数を決める。
100点を取りに行くのであれば, 完璧にする必要がありますが, テストで80点ぐらいなら, 落としても仕方のない問題があるはずです。 そういった問題にあまり力を入れすぎない方がいいです。
問題のレベル(自分のレベルとの差)によっては完全に捨ててもいいです。
完全に捨てられないというときは, このレベルなら解けるというぐらいでいいのではないでしょうか。
受験には頑張る勇気と同じぐらい?諦める勇気も必要です。満点をとらなくても、合格は出来ますから。
数学などの勉強法(暗記法)
暗記は回数なので, 回数見るようにする, 回数書くようにする, 回数声に出す。
この繰り返し。これをしないで、「数学は難しい」とか「数学はキライだ」とか言う中学生が多い。それをしなかったら、数学は難しく感じるだろうね。それをすれば、「数学は、思ったより簡単だ」と感じてきます。
問題集の使い方
良書と言われる問題集があればいいですが, それが手元にない場合は自分が背伸びして解けそうな問題集を2, 3周することをお勧めします。意外と解けないものですよ。
そのとき, A:自分の力で解けたもの, B:ケアレスミス, C:ヒントを見て解けたもの, D:解説を見て理解できたもの, E:解説を見てもわからなかったものを問題番号にチェックしていくことをお勧めします。このやり方は絶対に効果があります。
Aはいいとして, B, C, Dの問題を重点的に復習する必要があります。それを行うことで得点力アップにつながります。Dは解説を見て理解できたのであれば, その知識は今まで持っていたものか, 新しく知ったことなのかきちんと整理して, 知らないのであれば, しっかり身に付けておく必要があります。
ただ, 時間的にかかりそうなことかどうかは自分のレベルに合わせて判断してください。また, 解説を見てなんでそうなるのか, なぜそういう風に考えたのかを徹底的に掘り下げてください。Eに着手するのはそれらが解決してからでもいいかもしれません。
塾に通ってる人は、塾を最大限活用して下さい。時間講師の場合には、なかなか難しいとは思いますが・・・