入試が終わった。することがなくなった人へ。
手放しで3月いっぱい遊ぶと、後が大変ですよ
コロナウィルスのため、3月いっぱい学校が休みになりました。
「わーい、長い春休みだぁ」と喜んで 手放しで遊びまくるのは止めておきましょう。嬉しいのはその通りでしょうから、喜ぶなとはいいません。しかし「手放しで」がマズいのです。浮かれていると、そのツケが4月5月あたりでドンときます。
特にあなたが寝屋川高校以上を狙っているのなら、手放しで遊びまくるのは、止めた方がいいです。
寝屋川高校を狙う成績の人は、ほとんどの人がこの一ヶ月を「今までの復習」に当てるでしょう。
朝から晩まで勉強をすることはないでしょうが、自分が決めた時間・自分が決めた勉強事項はしっかりと実行すると思います。寝屋川高校に合格する人は、それを実行できる人です。
ではこの1ヶ月間、具体的に何をすればいいのでしょうか
1・2年生ともに英語と数学に集中して下さい
1年英語
「三単現のS」
問題を解けば、「疑問文・否定文・疑問詞のある疑問文」なども同時に学習することになります。
出てきた一般動詞は その場で暗記して下さい。
過去形の問題を解く。
不規則動詞も暗記しましょう。仮に習ってなくてもこの時期に暗記した方がいいです。
1年数学
文字式の文章問題
難しい問題にもチャレンジして下さい。特に「速さ」「割合」に関しては苦手な人が多いので、意識的にたくさん問題を解いて下さい。
面積や体積の問題
ここでは中学入試問題を使った方がいいです。計算力に自信がないなら、円周率は電卓を使わないで下さい。3.14の計算だけでも、計算力の養成になります。計算力が上がります。
できれば、小学校でやった「比」を中学入試問題を使って練習しておきましょう。
ところで、なぜ中学入試問題を使ったほうがいいのでしょうか。
実は中学入試問題は、高校入試問題とよく似た問題が多いのです。
ですから、中学入試問題の練習は、そのまま高校入試対策にもなります。
つまり「相似」「面積・体積」は今からでも高校入試対策に取り組めるわけです。
2年英語
「三単現のS」
当然 知ってると思います。知っていても うっかりミスをしがちです。そうならないために、復習・確認しておきましょう。
例えば、こんな失敗です。
Tom and Ken plays baseball.
というような、本当に簡単な失敗が意外と多いのです。
練習には、1年生の時に使っていた問題集を再度使えばいいでしょう。
不規則動詞
しっかりと覚えていますか?
最低でも50単語ぐらいは暗記しておきましょう。もし覚えていなければ早速暗記に取りかかって下さい。見返りは大きいですよ。
不定詞
不定詞は英語の最重要分野です。死ぬほど問題を解いて下さい。
できれば、今のうちに3年生で習う範囲まで踏み込みましょう。難しくありません。参考書を読めば3年分野でもすぐに理解できます。もちろん問題も練習することをオススメします。
比較級
「書き換え問題」がすらす解けるようにし下さい。長文問題でも比較が出てくると、比較の構文を正確に理解していなければ、長文の意味がわけわからなくなります。当然 設問に答えることもできません。
受動態も大切です。
受動態の問題そのものは それほど難しくはありません。現時点で練習の中心になるのは「態の変換」です。
肯定文ならできるのですが、疑問文になると難しく感じるという人が少なくありません。
「byを使わない表現」なども暗記しなければなりません。10個ぐらいです。be known to みたいなものですね。
頻繁に出題されますここで覚えていれば、今後たくさん得点できます。得点源です。
2年数学
もう3年生です。受験生です。今までのことをしっかりと基礎固めしましょう。難しい問題にチャレンジしろとはいいません。それよりも、「基本的な問題の解き方をしっかりと理解・記憶しましょう」
連立方程式
現時点では、応用問題よりも、計算問題に重点を置きます。複雑な計算でも正確にしかも速く解けるようにして下さい。
計算力は数学の土台です。ただ単にたくさん解くよりも、「10問を時間限定して、自己テストする」方が効果があります。決してミスしない実力を養って下さい。
文字式の文章問題
この練習は、方程式の応用問題に直結します。また、「規則性」の問題につながっていきます。
規則性の問題は、公立入試では絶対に練習しておかねばならないところです。「今から入試対策」と考えてる人にはベストです。大阪の過去の問題(規則性)を使うのも良い方法です。
一次関数
関数問題の基本項目ですね。2次関数も1次関数ができていれば、苦労なくマスターできます。2次関数の入試問題は、一次関数と融合させているので難しく感じるだけです。ですから、一次関数をしっかりと練習しておきましょう。
平行四辺形
証明練習をしましょう。ある程度難しい問題を10問ほど解いて下さい。それを問題もろとも暗記します。7回以上解けば、頭に定着するでしょう。問題も覚えるのが肝腎です。
面積・体積
3年生になると、12月のあたりで三平方の定理と絡んで求積問題が重要テーマになってきます。相似と絡んだりもします。いずれにしろハイレベル問題になります。
ここに挙げたのは一つの目安です。しかし、少なくともこの程度ぐらいは知っておいて欲しいです。
寝屋川高校を目指すなら、そこまではやった方がいいです。