「何か学ぼうという気持ち」があれば、
必ず成績は上がります。
授業をしっかり受け、復習すれば、
間違いなく成績は上がります。
しかし、授業中に私語をし、復習をしなければ、成績は上がりません。
つまり、塾に来て座ってるだけでは、成績は上がらないのです。
ですから、定期試験の結果を見て、「もっと勉強しろ!」と叱っても、効果はありません。
指示が抽象的すぎて、お子さんは「ああ、やってるよ」「わかった」と言うだけです。
「塾での様子」、
「ノートやプリントの整理具合」、
「自宅で塾の復習を繰り返しているか」
チェックの仕方
塾での様子は、時々塾に電話すれば、わかります。
「最近、うちの子は授業中どうですか」とたずねるだけで、具体的に教えてもらえます。
大きな塾の中には、塾生個人をしっかり把握していないところがあります。
トップレベルのクラスは「広告塔」ですから力を入れていますが、そうでないクラスは、かなり雑に扱われている塾もあります。
塾を決めるときには、チェックしておくべき事項です。
ただ、正面から尋ねても、本当のことを言うはずはありませんが・・・
大阪進学塾に限って言うと、毎月報告書を送っています。
そこに各人毎の「寸評」を書いています。
また、塾長の私が塾生の全科目を受け持っているので、即座に様子を具体的にお伝えできます。
「ノートの整理具合」は、ノートを見れば一目瞭然です。
字がきれいかどうかより、
キチンと整理されたノートにしてるかを見て下さい。
ただし、「チャラ字」で、何を書いてるか解らないようでは、マズいです。
ノートに後から書き込まれた形跡がたくさんあれば、復習していると思って構いません。
そういう形跡がなくても、ノートの問題をチョット尋ねたらすぐに解ります。
答えられないようなら、復習していないのです。
自宅学習が最終的キメテ!
「塾でしっかりと授業を聞くこと」
「ノートが整理されていること」
これらは、成績が上がる人なら当然やっています。
成績が上がっている人達の中で、競争に勝ち抜くにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは、きわめて簡単です。
自宅で、できるだけたくさん勉強することです。
勉強量を増やせば、失敗例さえも栄養分になります。
勉強量が少なければ、失敗が失敗のままで終わってしまいます。
「なぁんだ、当たり前のことじゃないか」と思いましたか?
当たり前のことを、当たり前でないくらい たくさんして下さい。
もし、このことがわかっていないならば、
途中で「ああした方が良い? イヤ、こうした方がいい?」とフラフラして、結局無駄な時間ばかりとってしまうことになります。
最終的には、「興味を持って頑張れるかどうか」で決まります。
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