
勉強しようとは思っているよ。決して「勉強なんかしない」と頑張っているわけではない。でも、勉強の仕方がわからない。
そういう中学生が沢山います。成績的には、定期試験で430点を超えられない人に多いです。
彼等、彼女等は、色んなことを言います。
問題集を持っていない。
弟がうるさくて、とても勉強できる雰囲気じゃない。
クラブが忙しくて・・・。
学校の宿題で自分の勉強をする時間がない。
よく思いつくなというくらい、色んな言い訳をするよ。トラック1台分ぐらいの言い訳ができそうだ。
早い話が、「全ての条件が整わないと勉強しない」といってるわけだ。
でもね、今まで、君もいろいろと行動を起こしたことがあるだろう。そのとき、全ての条件が揃ったから、「さぁ、行動を起こそう」としたのかな?
そうじゃないよね。
全ての条件が揃うことはありえないよ。全ての条件が揃うのを待っていたら、結局「また今回も何もしなかった」となるよ。
ましてや、その条件の中に「私が “やる気” になること」なんて入れたら最悪だね。
「まだやる気にならないから、勉強しない」なんてことになってしまう。「勉強しようと思っていたのに、お母さんに勉強しなさいと言われた。やる気なくした。勉強しない」とかいってる小学生多いんだ。時々、高校受験生がそういってる時がある。
このあたりのことは、中学生なら自分でわからないといけないよ。
小学生なら、まだよく分からない人もいると思う。
その時は、保護者が折に触れて、具体的な行動を通して教えてやる方が良いですね。「言葉で3回教えた」ぐらいでは絶対にわかりません。ねばり強く100回ぐらい教えることが必要かも知れません。