中学準備の英語 | これだけはやっておこう

中学で、英語がガタガタな人に 共通した傾向

 中学生になる3月・4月の段階で、下記の状態なら、かなり危ないです。

中学で、英語が危なくなりそうな人


★ ローマ字があやふや

★ 文字(ローマ字を含む)を書き慣れていない。手が滑らかに動かない。だから書くのが苦手。

★ 「中学ではみんな同時にスタートだから、まだ大丈夫!」と思っている。

★ 「小学校の授業で英語をやったから、なんとかなる」と思っている。

★ 「一年の英語なんて簡単だから・・・」と思っている。

★ 「クラブでクタクタだよ。勉強なんてできない」と思っている。

これらは全て「現状認識の甘さ」と「やるべきことを先送りする言い訳」に過ぎません。
半年後、一年後に 何倍もの負担になって帰ってきます。もっと言うと、そのまま放置しておけば、確実に大学入試まで重い負担になってのしかかってきます。

スタート時点での怠け心が、今後のあなたの背中にずっしりとのしかかってきます。
闇金から複利のお金を借りて、どんどん借金が膨らんでいくのと同じ状態になります。

こんな状態です。
初めて10万円借りた。返せない、返すのしんどい・・・と言ってるうちに、3年経った。
金額は何百万にも膨れ上がっていた。

全く同じことが英語の勉強でも起こります

3月・4月の時点で、最低限やるべきこと

6年の時から英語をやっている人も、今一度 チェックしてみてはいかがでしょうか

これができなければ、スタート時点で早くも脱落決定!となるもの

国語の教科書2ページ分を、ローマ字で書けますか?

英語の4本線のノートを買ってきて、書いてみてください。大文字、小文字を所定の線の位置にかけていますか?
もし不安があるなら、早急にそのページを数回ローマ字で書いてください。

そうすれば「スタート時点ですでに脱落!」とはなりません。
「穴の空いたボートでボートレースをする」なんてことにはなりません。
こうすれば穴は修復できます

「犬」「猫」「学校」などの基本名詞50語ぐらいは、暗記していますか?

「そんなものは中学に入ってから覚えるんだろう」なんて言ってたら、えらい目にあいます。
小学校の授業でも、英語はすでにやっています。
ただ「書く」ということは、おこなっていないところもあるようです。

しかし中学では、「書けなければ点数になりません」
書けるようにしておきましょう。

単語を覚え慣れている人は、スタートダッシュがすごい! ここで差がつく

小学校の授業で英語をやってたとしても、中学に入って本格的に英語をするとなれば、「単語を覚え慣れしている人」と「覚えるのは初めて」という人とでは、全くパワーが違います。

そんな人が、同時に英語の勉強をスタートするなんて、レーシングカーとカゴ付きママチャリが同時にスタートするようなものです。

レーシングカーにはなれないとしても、最低限「原付単車」ぐらいのパワーは持っておきたいものです。

間違いのないように書いておきますが、名詞50語、動詞30語では、「カゴ付き電動自転車」ぐらいのパワーです。

be動詞の使い方に熟練しておく

どんな時に「is」を使うのかを、さっと判断できるようにしておきましょう。

疑問文・否定文の作り方もマスターしておきましょう。

こういうのは、確かに中学の授業でやります。しかし「初めてやる人」と「すでにマスターしている人」とでは、差が歴然としています。
「そんなのフライングやないか」と思う人がいるかもしれません。
勉強は「フライング大歓迎!」なのです。100m 走とは違います.

一般動詞の使い方に熟練しておく

[三単現の S] が鍵になります.

理屈自体は難しくありません。
ただ最初のうちは、なかなか身につきません。練習が必要です。
親が横について教えてやるのがいいでしょう。

親も「忙しくて、そんな時間がない」っていうのなら。塾に放り込むことです。

「そのうちにできるだろう」は危険です。「今」というタイミングが大事ですから。

 

このぐらいなら3月・4月の間で集中的に実行できます。
普通の頭の良さがあれば誰でもできます。
もちろん努力は必要です。「努力しないで成果だけ欲しい」という考えはやめたほうがいいです。
最も詐欺に引っかかりやすい考え方ですから。

好調なスタートを切って、これからの英語学習を大いに楽しんでください。

大阪進学塾 公式サイト